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ミュンヘン・オペラ カウフマン 「運命の力」 [オペラ(海外)]

Munich Opera Festival 2014
Monday, 28 July 2014  6.00 p.m. - app. 9.45 p.m.

La forza del destino
(Giuseppe Verdi)

Musikalische Leitung Asher Fisch
Inszenierung Martin Kušej
Bühne Martin Zehetgruber
Kostüme Heidi Hackl
Licht Reinhard Traub
Produktionsdramaturgie Benedikt Stampfli
Olaf A. Schmitt.
Chöre Sören Eckhoff

Il Marchese di Calatrava / Padre Guardiano Vitalij Kowaljow
Donna Leonora Anja Harteros
Don Carlo di Vargas Ludovic Tézier
Don Alvaro Jonas Kaufmann
Preziosilla Nadia Krasteva
Fra Melitone Renato Girolami
Curra Heike Grötzinger
Un alcade Christian Rieger
Mastro Trabuco Francesco Petrozzi
Un chirurgo Rafał Pawnuk

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

*****

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昨年のザルツブルクでの「ドン・カルロ」と同じく、カウフマン&ハルテロス・コンビの「運命の力」。

ドン・アルヴァーロ役は、ルックス良し、歌良し、演技良しの、全てにおいて申し分のないカウフマン。
地元ミュンヘン出身とあって大人気。
ステージに登場するだけで、オーラ満載で、目が釘付けになります。
陰影のあるテノールでとても良い声で、おまけに上手い。
すかっと抜けるような高音も素晴らしく、役者のような歌手ですね。
もう観られただけ、聴けただけでも幸せといった感じで、素晴らしいひと時でした(笑)。

レオノーラ役のハルテロスも以前よりも更に歌唱に磨きがかかり、カウフマンに負けない存在感。
力強いのに透明な凛とした歌声。
ピアニッシモで歌う抒情的な歌声も美しく、スラリとした清楚な美しい容姿と相まって、涙誘われます。

プレツィオジッラ役は、2012年の東京春祭「タンホイザー」のヴェーヌスや2008年のウィーン来日公演「ロベルト・デヴリュー」でグルベローヴァの恋敵を歌ったクラスティーヴァ。

演出は、マルティン・クシェイの新演出(フランツ・ヴェルフェル版)。
現代版「運命の力」で理解し難い演出でしたが、奇異な演出についてはこの際、考えないようにして見ていました。
歌手が素晴らしければそれで良いのです(笑)。

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TVカメラが入っていましたが、ドイツでは放映されるのでしょうか。
NHKでも放映してくれると良いのですが、たいてい音楽祭と言うと、バイロイトかザルツブルクが多いので、無理でしょうか・・・。

帰国後に知ったのですが、カウフマンは、3回の公演のうち、最終日の7/31の方は病気でキャンセルしていたようです。
7/28の公演を観られたことは、本当にラッキーでした。

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来シーズンのバイエルンでは、カウフマンはネトレプコと共演して「マノン・レスコー」を歌う予定。世界中のカウフマンファン、ネトレプコファンが集結して、ものすごいチケット争奪戦になりそうです。
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